中学校・高校の英文法をやさしく解説するブログ

英文法が苦手な中学生・高校生向けにできるだけわかりやすく解説します。勉強したいところを、右の欄のカテゴリから選んでください。

3単元のsについて知ろう!( 動詞の後ろのs)

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今日は、3単元のsについて勉強しましょう。

 

ちょっと難しいですが、がんばって、身に付けましょう!

 

 

1.そもそも3単元のsって?             

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そもそも、3単元のsって何でしょう?実は、3単元というのは、

 

3人称 数 在形

 

のことです。またまたややこしい用語が出てきましたね。これから説明します。

 

2.人称って?                    

https://cdn.pixabay.com/photo/2017/11/14/13/06/kitty-2948404_960_720.jpg

英語には、人称(にんしょう)というものがあります。1人称、2人称、3人称の3つです。

 

「人称」という言葉の意味なんて、考えなくて大丈夫。下のルールを覚えましょう。

  • 1人称はI(私)
  • 2人称はyou(あなた)
  • 3人称は1人称、2人称以外のもの!

3人称というのが、少し難しいですね。I, we, you以外は全部3人称と覚えましょう。

 

上のルールは、練習問題で絶対に覚えましょうね!

3.単数って?                    

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「単数」という字を見たらわかるかもしれません。

 

単数というのは、「1つ」ということです。

 

まだ説明していませんが、名詞が2つ以上あるときは、名詞の後ろに「s」を付けます。

 

1本のバナナ       a banana

2本)のバナナ  two bananas        two=2つの

 

 名詞の後ろにsなどがついたものを、複数形と呼びます。

 

英語には、1つの物と、それ以上の物では、あらわしかたが違うことを覚えましょう。

3.現在                       

過去でも未来でもなくて「今現在」ということ。

 

動詞の後ろにedとか、ingとかが付いていないやつです。

 

まだ現在形以外は勉強していないなら、気にしなくて大丈夫です。

4.じゃあ、3単元って?               

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そもそも、なぜ3単元を覚えないといけないのでしょうか?それは、

 

一般動詞の主語が、3人称で、単数で、動詞が現在形だと動詞にsを付けないといけない

 

からです。ややこしいですね。なので、それを短くして3単元って呼んでます。

 

いくつか例をあげてみましょうか。

 

The dog likes people.

(その犬は、人が好きだ。)

 

He lives in Japan.

(彼は日本に住んでいます。)

 

Kids plays baseball.←Kidsと、複数を表しているので、動詞にsは付きません。

(リンゴが箱の中にあります。)

 

5.まとめ                      

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  • 動詞が一般動詞で、
  • 主語が、I(私)、you(あなた)以外で、
  • 主語が、一つの物か人で、
  • 動詞が現在を表している(現在形)なら・・・

 動詞の最後にsを付ける

 

非常に大事なルールです!

 

sを付け忘れるだけで、テストの点が引かれたりしますから…(T_T)/~~~

 

練習問題を解いて、完璧にしてしまいましょう!

 

練習問題                     

1.かっこの中の動詞を、正しい形にしましょう。全てを変えるとは限りません。

⑴He (know) you.

⑵I (like) apples.

⑶They (live) in Japan.

⑷Apples (fall).

⑸She (like) dogs

⑹It (look) like a cup.

⑺The children (play) tennis.

⑻They (are) students.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こたえ

⑴knows

I, you, we以外で、一人(単数)で、動詞は現在形なので、sが付きます。

 

⑵like(かえなくていい)

I(私)が主語になったら、動詞にsが付くことはありません。

 

⑶live(かえなくていい)

Theyは、「彼ら」という意味で、複数形なので、sは付きません。

 

⑷fall(かえなくていい)

Applesと、名詞のうしろにsが付いていますね。これは複数(2つ以上)を表します。

複数ということは、sが付きませんね。

 

⑸likes

まず、Iと、you以外ということを確認しましょう。そして、一人なら、sを付けます。

動詞も現在形です。

 

⑹looks

itは、「それ」という意味です。Iとyou以外、そして一つのものなのでsを付けます。

 

⑺play(かえなくていい)

ちょっとひっかけ問題ですね。childrenは、「子供たち」という意味です。

 

この単語は特殊で、一人の子供は「child」複数の子供は「children」と書きます。

 

childrenは、「子供達」なので、複数です。つまり、sは付きません。

 

⑻are(そのままでいい)

そもそも、be動詞には、sは付きません。

 

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一般動詞について知ろう!(is, am, are以外の)

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前の記事でbe動詞についてお話しました。今日は一般動詞についてです。

 

今回の記事は短いので、はりきってやりましょう!

 

 

1.一般動詞って?                  

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一般動詞って何でしょうか?簡単です。be動詞が状態とかをあらわすのに対して、

 

一般動詞は動作をあらわす(でも例外はあります)

 

ということです。ちょっと例を見てみましょう。

 

I eat breakfast.(私は朝ごはんを食べます。)

 

「食べる」というのは、動きをあらわしていますね。なので、一般動詞です。

 

be動詞以外は一般動詞です。swim(泳ぐ)やrun(走る)も一般動詞です。

 

2.まとめ                     

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  • 一般動詞はbe動詞と違って動作をあらわす
  • be動詞以外は一般動詞

短かったですが、be動詞と一般動詞の区別は大事なので、おぼえましょう!

 

それでは練習を問題をやってみてください。

 

練習問題                     

1.下の単語が、一般動詞か、be動詞かを答えましょう。

⒜am ⒝run ⒞ stay ⒟look ⒠is

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こたえ

1.⒜:be動詞 ⒝一般動詞 ⒞一般動詞 ⒟一般動詞 ⒠be動詞

解説はいりませんね。is, am, are以外の動詞は、全部、一般動詞です。

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be動詞について知ろう!(isとamとかareのやつ)

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ここでは英語を読むためにたいせつなbe動詞について知りましょう。

 

ちなみにbe動詞のbeは「ビー」と読みますよ!

 

 

1 be動詞の3変化                  

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まずは、下のルールを覚えておきましょう。

 

  • 主語がI(私)のときは「am」を使う

 

  • 主語がyou(あなた)、we(私たち)のとき。1つ以上あるとき(複数)は「are」を使う

 

  • 主語がI(私)、you(あなた)以外で、1つのときには「is」を使う

 

実は、be動詞はもっとたくさんあるのですが、いまは3つで大丈夫です。

2 be動詞って?                    

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まずbe動詞が何なのかを理解しましょう。

 

be動詞は、「主語がなんなのか」とか、「主語の状態」を説明するために使います。

 

また、be動詞は、play(あそぶ)とかswim(およぐ)みたいに動作をあらわしません。

 

be動詞のうしろの名詞/形容詞が、主語を説明します。例を見てみましょう。

 

I am a teacher.(ぼくは先生です。)

 

主語(I)が、なんなのかをあらわしています。上の文では、主語は先生ということです。

 

 「主語は、~です」というような訳をします。

 

いくつか例をあげてみましょう。

 

I am a student.(ぼくは生徒です。)

 

He is cute.(彼はかわいいです。)

 

They are doctors.(彼らは先生です。)

 

3 ちょっと応用                  

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上で、be動詞は、主語が何なのかとか、主語の状態をあらわすといいました。

 

実はbe動詞は、主語と、be動詞の後ろのことばの間にイコール関係ができます。

 

I am a student.(僕は生徒です。)

 

上の文章で、「僕=生徒」という関係があるのがわかりますか?

 

 別の文で比べてみましょう。

 

I play soccr.(サッカーをします。)

 

上の文では、be動詞を使っていないので、主語とイコールの関係はありませんね。

 

 私=サッカーというのはおかしいですね。

 

おわりに                      

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 おつかれさまでした!これでbe動詞は大丈夫です。まとめると、

  • 主語がI(私)なら、amを使う
  • 主語がyou(あなた)のときや、複数(1つ以上)のときはareを使う
  • 主語がI(私)とyou(あなた)以外で、1つのときはisを使う
  • be動詞は、主語の状態や、主語が何かを説明するために使う
  • 主語とbe動詞のあとのことばにはイコールの関係がある

それでは、練習問題で覚えたことを復習しましょう!

練習問題                      

 1.下のことばを主語としたとき、どのbe動詞を使うかこたえましょう。

⒜They ⒝He ⒞You ⒟I ⒠You and I ⒡Takashi

 

2.下の文を日本語にしてみましょう。

⒜I am a soccer player.

⒝This is a book.

⒞The bag is red.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こたえ

1:⒜are ⒝is ⒞are ⒟am ⒠are ⒡is

⒜のTheyは、「彼ら」という意味です。「彼ら」ということは、一人以上いるということなので、主語が複数(1つ以上)なので、「are」を使います。

⒝はI(私)と、you(あなた)以外で、一人なので、「is」を使います。

⒞はyouを使っているので、「are」を使います。

⒟I(私)が来たら「am」を使います。

⒠少しむずかしいですね。andは、「~と」という意味です。

You and Iは、あなたと私という意味です。

あなたと私ということは、2人いるということなので、複数で使う「are」が答えです。

⒡Takashi(たかし)は人の名前ですね。Iとyou以外で、1人なので、「is」を使います。

 

2.⒜私はサッカー選手です。

   ⒝これは本です。

   ⒞そのかばんは赤いです。

⒜「私=サッカー選手」という関係があります。主語がなんなのかを説明する文です。

⒝「これ=本」ですね。これも主語がなんなのかを説明しています。

⒞「そのかばん=赤い」です。主語を説明していますね。

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品詞について知ろう!

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ここでは、英語の基本的な品詞について知りましょう。

 

品詞というのは、単語の役割のようなものです。

 

品詞はいろいろありますが、ここでは基本的な4つを、おおまかに説明します。

 

 

1 名詞                      

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名詞というのは、人の名前や、地名、物の名前、出来事を表します。

 

山田・井上・池田・Michael(マイケル)・・・などなど、人の名前は名詞になります。

 

物の名前は簡単です。机・ペン・壁・みかん・牛など、数え切れないほどあります。

 

地名というのは、日本だとか、アメリカといったものです。

 

出来事というのは、例えば、事件、経験、愛というような単語のことです。

 

名詞は終わりです。次へ行きましょう!

2 動詞                      

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動詞は、「英文法の基礎1」でやりましたね。(まだの人は先にそっちを見て下さい!)

 

一応説明します。動詞というのは、主語の動作を表します。

 

例を見てみましょう。

 

I went to bed early.(私は昨日早く寝ました。)

 

「寝た」という動作をしたのは、主語の「私」になるので、「寝た」が動詞です。

 

では次に行きましょう!

3 形容詞                     

ここでつまづく人が結構多いです。頑張りましょう!

 

形容詞というのは、名詞を説明する言葉のことです。次の絵を見てください。

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 犬の画像というのは、わかりますね。では犬の特徴をあげてみてください。

 

丸っこいとか、白いとか、かわいいとか・・・いろいろありますね。

 

まさにそれらが形容詞です。例を見てみましょう。

 

cute dog(カワイイ犬)

 

上の例では、カワイイ(cute)という形容詞が、どんな犬(dog)かを説明していますね。

 

形容詞は、その名詞がどんなものか、どんな状態かを表すことができます。

 

次が最後です!がんばりましょう!

4 副詞                      

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 副詞は、名詞を説明する形容詞と違って、形容詞、副詞などを説明します。

 

下の例文を見てみましょう。

 

He is very cool!(彼ってすごくかっこいい!)

 

かっこいい(cool)は名詞を説明することばなので形容詞ですね。

 

すごく(very)は、「かっこいい」ということばを説明しています。

 

逆に、「かっこいい」という形容詞がなければ副詞は使えませんね。

 

副詞を使うときは形容詞か副詞があることを確認しましょう。

 

おわりに                      

  •  名詞は、人の名前や物の名前、国の名前、出来事をあらわす
  • 動詞は、主語の動作(飛ぶとか食べるとか)をあらわす
  • 形容詞は、名詞がどのようなものか、どういう状態かをあらわす
  • 副詞は形容詞や副詞を説明する。

以上で4つの品詞の説明はおわりです。

 

これらも大切なことなので、覚えてくださいね。

 

では、練習問題を解いてみましょう。

練習問題                      

1.これらの単語の品詞をこたえてください。

⒜犬 ⒝見る ⒞地球 ⒟かなり ⒠small ⒡beautiful

 

2.これらの単語の中から形容詞じゃないものを選びましょう。(1つとは限りません)

⒜メガネ ⒝広い ⒞強い ⒟ネクタイピン ⒠red ⒡織田信長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こたえ

1.⒜名詞 ⒝動詞 ⒞名詞 ⒟副詞 ⒠形容詞 ⒡形容詞

⒜はokですね。犬はものの名前(英語では、犬はもの扱いです^^)なので、名詞です。

⒝は、見るという「動作」をあらわしているので、動詞になります。

⒞も、地球という「もの」をあらわしているので、名詞です。

⒟は、形容詞や副詞を説明することばなので副詞になります。

名詞にそのまますごくってつけないですよね。(すごく犬・・・って言いませんね。)

⒠smallは、小さいという意味です。小さいというのは、名詞を説明しますね。

a small man(小さい男)みたいな感じです。

⒡beautifulというのも、名詞を説明することばなので、形容詞です。

 

2.⒜名詞 ⒝形容詞 ⒞形容詞 ⒟名詞 ⒠形容詞 ⒡名詞

⒜メガネはものの名前なので名詞です。

⒝「広い」ということばは、名詞を説明するので形容詞です。

例:広い部屋,広いおでこ

⒞「強い」という単語も、その人がどんな人なのかを説明しています。

⒟ネクタイピンはものの名前なので名詞ですね。

⒠red(赤い)は形容詞としてでなく、名詞としても使えます。

織田信長は人の名前なので名詞です。

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主語、動詞、目的語について知ろう!

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ここでは、基本的なことについて理解しましょう。次の文を見てください。

 

①ぼくはネコが好きです。

 

②I like cats.

 

 ②の文章では、Iが主語で、likeが動詞、catsが目的語です。

 

いきなり難しい用語が出てきてとまどいましたか?これから解説します。

 

 

英文法の基礎その1 主語              

主語というのは、文章の中で、動作をしている人やもののことです。

下の画像を見てみましょう。

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 泳いでいますね。では、「何が」泳いでいますか?

 

・・・・・・・犬ですね。上の画像では、犬が泳いでいます。

 

上の画像では、動作をしているものは犬なので、犬が主語になります。

 

英語の主語は、日本語の、”~が”や、"~は"のようなものですね。

 

The cat runs fast.(その猫は早く走ります。)

英文法の基礎その2 動詞               

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さて、主語は分かりましたか?次は動詞です。

 

 主語がわかれば動詞は余裕です。動詞は主語の動作をあらわします。

 

起きる、食べる、遊ぶ、勉強する、寝る・・・どれも動詞です。

 

例えば、The dog swims.(その犬は泳ぐ。)という文章では、どれが動詞ですか?

 

・・・・・・泳ぐ(swim)ですね。泳ぐという動作をあらわしています。

 

I eat breakfast every morning.(毎朝、あさごはんを食べます。)

英文法の基礎その3 目的語             

 さて、最後の目的語ですが、こいつはちょっとくせものです。

 

まず、主語と動詞はほとんどの文章にあると思ってください。(例外はありますけど。)

 

主語がないと何が/誰がやったのか、動詞がないと何をしたのか分かりません。

 

ただ、目的語はすべての文章にあるとは限りません。まずは主語と動詞の確認です。

 

主語は日本語で言うと"~が"で、動詞は動作を表すんでしたよね。

 

目的語は、動作の対象を表わすことばです。

 

動作の対象ってどういうことでしょうか?下の画像を見てください。

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上の画像で男の子は何をしていますか?

 

・・・・・ボールを蹴っていますね。(まだ蹴ってないという突っ込みは勘弁!)

 

ここまで学習した皆さんならわかると思いますが、主語は男の子で動詞は蹴るです。

 

この文章での目的語はボールです。

 

このボールは、「蹴る」という動作を受けていますね。

 

会話で、相手に「蹴ったよ。」と言ったら、多分相手は「何を?」と聞き返しますね。

 

~したよ。といって、何を?と聞き返されそうな文では目的語が必要になります。

 

日本語に訳すと"~を"という訳になることが多いです。

 

I know you.(俺はお前を知っている。)

おわりに                      

  • 主語は何かの動作をする人や物のこと。日本語でいうと"~が"や、"~は"
  • 動詞は動作を表す。例:飛ぶ・殴る・読む・切る・叫ぶ
  • 目的語は動作の対象を表す。日本語で言うと"~を"や、"~が"
  • 主語、動詞はほとんどの文章で出てくる。

 

お疲れさまでした!

 

これで、英文法の基礎の基礎はやり終えました。

 

これらのことは、中学校でも高校でも必要なので、必ず覚えておいてくださいね。

 

最後に練習問題をやってみてください。

 

練習問題                      

 1.次の文章の主語、動詞、目的語はどれですか?目的語はない場合もあります。

⑴僕は君が好きだ。

⑵僕はその料理を食べた。

⑶彼らは毎日走ります。

⑷He died.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こたえ

⑴主語:僕(は) 動詞:好き(だ) 目的語:君(が)

好きと言うと動作という感じがしませんが、英語では好きというのも動作です。

"好き"とか、"嫌い"のような好き嫌いや"欲しい"などの願望は動詞で表します。

で、誰のことを好きかというと、君のことが好きなんです。なので、目的語ですね。

好きという対象が「君」に向かっています。では「君」に好意を持っているのは?

・・・「僕」ですね。好きという動作をしているのは「僕」なので、主語になります。

 

⑵主語:僕(は) 動詞:食べた(食べる) 目的語:その料理(を)

余裕ですね。食べるという動作をしたのは「僕」だから、「僕」が主語。

「食べる」というのは動作だから動詞。

食べるという対象にされたのは、「その料理」だから、「その料理」が目的語です。

 

 ⑶主語:彼ら(は) 動詞:走ります(走る) 目的語:なし!

走るという動作をしたのが「彼ら」なので、「彼ら」が主語です。

「走る」というのも動作ですね。

さて、ここはひっかけです。目的語はありません。

理由は簡単。動作の対象がないからです。

例えば、「僕が彼を殴った」という文章だと、殴るという対象が彼に向いています。

だから、目的語は「彼」です。

しかし、「走る」という動詞は、別に動作の対象とかはありません。

このように、動作の対象がない場合は、目的語を入れる必要はありません。

 

⑷主語:He 動詞:die(d)

まず、「死ぬ」という動作をしたのが「He」なので、主語は「He」になります。

さて、「死ぬ」という動作も、ほかのものを対象にすることはありません。

「死ぬ」というのは、主語の単なる動作です。(いつか解説します。)

 

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高校生のひとには


 

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中学校でやる文法の基礎を学べますよ。

 

初めてのごあいさつ

こんにちは!

 

突然ですが、英文法は苦手ですか?

 

英文法って「難しい・・・」と思っている人は多いと思います。

 

実は、英文法は簡単です。

 

あまり簡単と言いすぎたら怪しい感じしますが、本当です。

 

200ページあるような参考書でも、実は覚えないといけないことって少ないんです。

 

実は僕も中学時代は英語は苦手でした。(テストは毎回30点台でした。)^o^

 

でも、コツさえつかめば、英文法はどんどんわかってきます。

 

本ブログでは、主に学生(社会人の方も歓迎です!)に向けて英文法の解説をします。

 

このブログで英語が得意になったという方が出たら幸いです。